子供の語彙力は親のそれによって決まる。
これはもう、逃げることのできない事実である。
そのことを知っていて、我が子の語彙力や国語力、理解力がないことを
「親の自分に語彙力がないので…」
と言う。
僕はこの言葉が大嫌いである。
言い方は悪いが、「責任放棄」「棚に上げて」という雰囲気を感じるからだ。
分かっているのなら、一緒に成長すればいいのに。
「へぇ、この言葉、こういう意味だったんだね」
「ほー、こう使うのか!勘違いしてた!」
とか。
そうやって会話の一つにしていく。
1週間
1ヶ月
1年間
それが何をもたらすか
親である自分自身の語彙力と思考力の成長である。
さらに、それが親子の会話を増やしてのそれだ。
自分に語彙力がない、と自覚するのであれば
自分がどうしたら成長できるか考え、実行すれば良い。
親の語彙力が子供の語彙力そのものなんだから。
半年も続けたら、自分の何かが大きく変わったことを感じるはずよ。
本当に本当に。
それすらできないのなら、子供に何かを期待することはやめてね。
自ら成長しようとしない親の子は、何やっても伸びることはないから。