人は、自分で自分の心を折ることはない。
折るのはすべて「外的な要因」である。
それは仕事であり、勉強であり、受験であり、ノルマであり、
それは上司であり、先輩であり、教師であり、親であり。
その外的な要因がその子の能力や気持ちのキャパを超えた時
そしてそれが一定時間続いたとき
ポキッ
という音と共に心が折れるのだ。
脱力
諦め
絶望
そう言い換えてもいいだろう。
僕が「自分でやりなさい」と言い続けるのは
人は適度に手を抜くことで自分の心を守れるのであり
その機会を見つける逃げ道を作るためでもある。
受験や定期テストというもので
子供たちには十分に圧がかかっている。
それをそれ以上に強めても
良いことはない
のである。