松江っ子に限ったことではない。
全受験生に向けた記事だ。
まず「受験を自分ごととして覚悟を決める」ということ
これが何よりも大事だ。
受験とは、他の誰のためでもない。
君自身だけの問題なのである。
親は言うかもしれない。
「金銭的に厳しいから公立に行って」
とか
そんな言葉を聞くと、まるで自分の受験が家族にも迷惑や心配をかけてしまうのでは?
とか思うかもしれない。
しかし
そんなことは気にする必要はない。
親の役目は「我が子のために必死で頑張ること」
これなのだから。
親はもう、子供を産んだ時から覚悟を決めているんだ。
「この子のための苦労なら全て背負ってやる」と。
まだシワシワの君を両の手で抱いた時
その重みを両腕から脳みそに伝え
覚悟を決めたのだ。
たまに「親の心が折れました」などとふざけたことを言って退塾していく人がいるが
子育てにおいて「心が折れる」など
あるわけがない。
あってはならないのだ。
自分がいなければ即死んでしまうだろう我が子を両手で抱いたあの時の気持ちを
もう一度思い出し、奮い立たせるべきなのだ。
話が逸れた。
だから受験生の君よ。
親のことは心配しないで良い。
親はとっくに覚悟を決めているのだから。
だから今度は君が覚悟を決める時だ。
この受験は誰のものか。
君だけのものなのである。
長い長い人生において、高校受験はたった一度だ。
今や、結婚は何度でもできる。
就職だって転職が当たり前の時代になった。
恋愛だって
まるでスマホを買い替えるようにできるだろう?
でも
高校受験はたった一度だ。
その高校受験をどう味わうか。
まず、それを「覚悟」と共に考えてみよう。
そして次
覚悟が決まったら「具体的行動」の方針を決めよう。
まず「起きている時間は全部勉強」からスタートだ。
そこから最低限、生理的に必要なことを抜く。
それが「可能最大学習時間」である。
この時間になるべく100%で近づけるよう方針を決めてしまうことだ。
なんでもそうだが
「決めてしまう」
というのは物事を最も楽に進める秘訣なのである。
「決まっていること」なのだから、迷いがなくなる。
いちいち判断する必要もなくなる。
そうだろう?
覚悟と方針
あとはそれに従ってやるのみ。
である。