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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「まず簡単な英単語を覚えよう」が落とし穴

 

「単語が書けなきゃ英語は点取れないよ!」

 

という指導。

 

それはそうなんだけど

 

単語が書けるようになるには

 

まず覚えられないといけない。

 

 

覚えるためには読めなきゃいけない。

 

 

読めるためには読み方のルールを覚えないといけない。

 

 

読み方のルールを覚えるためには、そのルールを知らなきゃいけない。

 

 

 

本当はここにものすごく時間を割かなきゃいけないんだけど

 

 

ここを疎かにされちゃってる初学の子達が本当に多いんだ。

 

 

指導する側にとっては、当たり前に読めてるからね。

 

 

でもさ

 

 

dog

 

 

 

 

「ドッグ」

 

 

って読むためには、かなりの道のりがあるよね?

 

 

d ディ

o  オゥ

g ジー

 

わかる?

 

 

初学の子達にとって、

 

 

ディ、オゥ、ジー

 

 

からの

 

 

ドッグ

 

 

って、実はかなり遠い道のりなんだよ?

 

 

 

日本人は漢字に慣れた生活をしてるよね

 

 

 

例えば

 

 

旅行

 

 

という熟語。

 

 

 

もちろん「りょこう」って読むわけなんだけど

 

 

一体、どこをどう読んで「りょこう」になる?

 

 

「旅」のどこに「りょ」って書いてある?

 

 

書いてないんだよ。

 

 

僕ら日本人は

 

「旅」は「たび」「りょ」と読むもんなんだって

 

 

理屈抜きで覚えることで読み方を蓄積してきたんだ。

 

 

 

「行」も同じ。

 

 

「いく」「こう」と読むものなんだって覚えたよね?

 

 

それを組み合わせて「旅行」を「りょこう」って読んでるんだ。

 

 

その「覚える」という感覚を英単語に持ち込んでしまう子達が初学の子達にはとても多い。

 

 

でも英単語は違うんだ。

 

 

ディ、オゥ、ジー

 

って書くけど「ドッグ」と読むんだから、そう覚えてしまえ!

 

 

じゃないよね?

 

 

日本の小学生たちは中途半端にローマ字を学ぶから

 

なんとなーく読めちゃう。

 

 

指導する側も「みんな、なんとなーく分かるよね?あとは覚えるだけだよー!」って言っちゃう。

 

 

読み方の根幹ルールを定着させる前に

 

 

「なんとなーく」のまま進む。

 

 

 

だから「女の子」という単語を書かせると

 

 

 

gilr

gril

 

 

なんて答えを書く子が出てきちゃうんだ。

 

 

これ、ちゃんとフォニックスが定着してればありえないミスだからね?

 

 

初学の段階で「何度も書いて覚えよう」という指導

 

 

それは正解なんだけど、その前にたっぷりたっぷり時間をかけないといけない。