英語の教科書が新しくなって2年目。
いまだに本文解説に慣れない。
内容に関してではなくて、
これから説明する文章と、教室の中にいる子達のレベル差に
いちいち心を抉られるのだ。
まだ体幹も手足の感覚も整っていない小学生達に
身体を相手に寄せてボールを奪う方法だったり、
シザーズを教えたりしなくちゃいけないコーチの気分。
あ、サッカーの話ね。
「指導」という立ち位置から少しずれれば、この教科書は本当によくできていて、素晴らしいとは思うよ。
不定詞の形容詞的用法が初?登場する文に
I learned that there are other things to study.
ほら
ひとつ前の単元で接続詞のthat を学んだ直後にすぐ使ってるし、中学生が忘れがちな「there is」を思い出させてくれてるし。
そしてそれらの復習と確認を乗り越えた後に「勉強すべき」と不定詞が登場!
こんなの、ほんと理想的な文章だとは思うよ。
繰り返すけど、
「指導」という観点を除けば、ね。
これまたサッカーに例えるけどね
右利きの子に左足でのシュートを教えるとするじゃん?
その時に、後ろから飛んでくるボールを振り向きざまに胸トラップ。反転しながら足元にボールを落とし、その後ディフェンダーを3人抜いてから左足でシュート!
みたいなメニューを組む感じ笑
シュートにまでいけない子達が続出するわっ!!
って思うよね?
でもチームの総監督からは
「トラップもディフェンス抜くのも大事だから練習に盛り込むように!」
のメニュー表受け取ってるし…。
とまあ、こんなイメージね。
だからね、この本文解説期間はほんと疲れる。
おかげで寝坊して可燃ゴミ出し忘れた…。