1本80円の鉛筆3本と1個120円の消しゴムを買って、500円払いました。お釣りはいくらですか。
この問題が解けない子は結構いる。
嘘でしょ?
と思うかもしれないが、事実だ。
そういう子達は頭の中で何がどうなっているのか。
多くの子達にとって、算数の入り口は計算だ。
40+80=
という計算式を解くことがスタートであり、ゴールなのだ。
料理であれば、食材はカットされ全て鍋に入っている。味付けも出来上がっている。
そこに来て、火をつける。
その時、IHヒーターのパネルのスイッチを押すのか、ガスコンロのつまみを捻るのか、それとも薪にチャッカマンで火をつけるのか
その違いを学び、実践するだけ。
それがスタートであり、ゴールだからだ。
スーパーに行って、必要な食材を選び、買い、家に買ってきて洗い、皮を剥き、切る。
そんなことはスタートからゴールまでの間にない工程だから
だから思考停止なんてもんじゃないんだ。
何もわからないし、そもそもやる必要があるの?
そんな感じなんだろうね。
まず、文章の中身を読み、想像しながら実際に買い物をすればいいのだが
そこまで行けない理由はここにある。
鉛筆を3本と、消しゴムを買う。
たったこれだけのリアルな体験がない。
あったとしても、親に文房具とスマホを渡されてレジに並ぶだけ。
店員に文房具を渡して、キャッシュレス決済をやるだけ。
そこにどんな仕組みがあるのか
それすら思考しない。
まず具体的経験だ。
文章題に書いてあるようなことを、実際にやらせてみること。
大事なことだよ。