テスト結果の報告を受け、僕が言うことはこれだけ。
500点を取る子を除き、定期テストは必ず「悔しさ」が残るものだ。
悔しさが残らないとすれば、それは順位が「1位」だった時。
でもその順位が出るまではきっと悔しさはあったはずなんだ。
嘘みたいな読み間違いとかね。
だから僕はその「悔しさ」に言葉と気持ちをプラスする。
次、頑張りなよ
勉強やテストには必ず「次」がある。
いや、仕事にだって、人生にだって。
何をどう失敗したって、必ず次の日は来るんだから。
次、頑張りなよ
それしかないでしょ?
そして立ち上がれないくらいになってる子には
大丈夫だよー
とか
大丈夫じゃね?
とか
大丈夫だと思うよー
って言う。
子供は強い。
大人より無知であるが故に、まったくもって強いのである。
だから
「なんでこうなったの?」
とか
「こうなることは分かってたでしょ?」
とか
そういう言葉で詰めても事態は好転していかない。
親であれば抑えられない気持ちはあるだろう。
だったらありったけの気持ちを込めて
スパン!!!!
と叱り飛ばして、
「次は頑張りなよ!」
と言えばいい。