これが「学力差」の根源だ

昨日の小6から中3までの共通語彙力テスト

問題はこれ

↓

ちなみにこれは毎日シリーズ内のコンテンツの一つである「語彙」からの出題だ。

僕が解答として書く文をそのまま使っている。

さて

学年ごとの状況はこちら

	小６
	20
	20
	20
	19
	18
	18
	18
	18
	18
	17
	17
	16
	16
	15
	15
	15
	13
	13
	13
	12
	12
	11
	10
	10
	10
	10
	9
	9
	9
	8
	8
	7
	7
	7
	7
	6
	5
	5
	3
	2
小６平均	12.2

	中１
	20
	20
	20
	19
	18
	18
	18
	18
	18
	17
	17
	17
	17
	16
	16
	16
	16
	15
	14
	13
	13
	13
	13
	13
	13
	13
	12
	12
	11
	8
	8
	7
	6
	5
	5
	4
	3
	1
中１平均	13.2

	中２
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	18
	18
	18
	18
	18
	18
	18
	18
	17
	17
	16
	16
	16
	16
	16
	15
	15
	15
	14
	13
	13
	12
	12
	11
	10
	8
	7
	6
	5
	5
	3
	2
	1
中２平均	14.5

	中３
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	20
	18
	18
	18
	18
	18
	18
	18
	17
	17
	17
	17
	17
	16
	15
	14
	14
	14
	14
	14
	13
	12
	12
	12
	12
	11
	10
	9
	7
	7
中３平均	16.6

さて、ここから見えてくるものは何か。

まず、学年ごとの平均点を見てみよう。

小６平均　12.2点

中１平均　13.2点（小６＋１点）

中２平均　14.5点（中１＋⒈３点）

中３平均　16.6点（中２＋２.１点）

ふむ

学年が上がるごとに、そのプラス幅も大きくなっている。

言葉が一つ増えると、それに付随したいろんな知識が増えて、それがさらに語彙増強に繋がるという仕組みだろう。

では次

同じ学年の中の最高点と最低点の違いを。

小６　１８点

中１　１９点

中２　１９点

中３　１３点

やはり一番注目したいのはここだろう。

語彙力の差は思考力の差

つまり、この差こそ学力差の根源と言っても過言ではない。

言葉の意味が分からないということは

先生の話を聞いても分からないのだ。

教科書を読んでも分からないのだ。

全ての差はここに行き着くと思っている。

子供に限らず、人は本来「知識欲」というものを本能として持っている。

これなんだ？

食べられるのか？

向こうには何がある？

あれは誰だ？

こうやって、知らないことに対する疑問は絶対に誰だって持っているはず。

例外なく、みんな一生懸命想像し、考えるはずなんだ。

知識欲を満たすためにね。

でも

その「想像」も「思考」も、全ては「言葉」で行うものだよね。

言葉を知らなければ、そこに「想像」も「思考」も存在しないってことになるわけだ。

学校に行ってるのに

塾に行ってるのに

勉強してるはずなのに

なぜ点数や偏差値が伸びない？

その全ての根源こそ

言葉を知らないから

ってことなんじゃない？

だから僕はずっと言い続けてるよね

勉強のやり方云々の話ではない

って。

まず何よりも先に、言葉を増やさないと。

さーて

今日も毎日シリーズに普段の生活で中学生たちが絶対に使わない学習用語を１０個登場させよう。

そうしよう。