初めての中間テストが終わると、塾にも問い合わせが増える。
「とりあえず何とかなると思ってたらびっくり!」
「小学校では100点ばかりだったので…」
という言葉が出てくる感じの問い合わせね。
こうやって焦った状態だと、とにかく目の前の何かにすがりたくなる気持ちも分かるが、
そこはしっかりと見定めないといけない。
大袈裟でも何でもなく、塾選びで子供の人生は変わるから。
というか、そういう気概でやっている塾も少なからずあるからね。
まず、その塾が
指導のゴールをどこに設定しているのか
をしっかりと確認したい。
とにかく定期テストの点数!
ということなら、犬にお手を躾ける感覚で徹底反復させてくれるような仕組みが明確になっているところがいいと思う。
同じような問題をプリントで反復!
音読!問題!答え合わせ!次のプリント!!
かつての松江塾が
「定期テストで点を取る!」
と掲げてやっていた感じ。
松江塾はこの方法で、入塾テストなしで塾内平均点400点オーバーを達成していたからね。
そういう塾を欲しているのなら、その仕組みのハードさと塾内平均点を聞いてみたら良いよ。
その時に平均点を把握してなかったり、なんやかんや理由をつけて平均点を教えてくれないところは避けた方がいいかもね。
そこに特化できてないってことだから。
次、高校入試突破を第一目標にするのなら、
どこの高校を狙うかによって変わってくるかな。
学校選択問題以外の高校、つまり偏差値60未満の高校であれば上に書いた定期テスト特化型の塾で良いと思う。
でも、学校選択問題採用校を習う場合はNG。
定期テストで点が取れるようになっても、そのレベルや勉強方法だとまず合格できないから。
力技で知識をゴリ詰めしても、英数以外も点数は伸びないから。
そういう志望がある場合は、じっくり自分で勉強させる仕組みや場所時間があるところが良いと思う。
そしてその時に、手厚いサポートがあるところだと高校入学後は中位下位に。
放ったらかしにしてくれるところだと高校入学後は上位中位に、って感じかな。
結局は、高校に入ってからと同じ環境かどうかってことね。
とある情報によると、塾はコンビニと同じくらいの数があるらしいよ。
コンビニなら売ってる商品はほとんど同じだけど、
塾は全く違うからね。
外から見てると同じかもしれないけども。