例えば高校受験
勉強内容そのものの指導は多分誰でもできる。
分かりやすいか分かりにくいかの若干の差はあれど、ね。
ではどうして塾に行くのか
それはね
親が家で勉強を教える時にはね、
勉強指導そのもの以外の余計な要素が多すぎるんだよ
家庭の日常の中で、波風は多かれ少なかれ立つでしょう?
その波風は子供の勉強スケジュールや勉強内容に触れる話の時に
少なからず影響するよね?
例えば今日、食事の後で食器をかたさなかった、とか
靴を脱ぎっぱなしにした、とか
風呂が長い、とか
そういう小さなイライラの積み重ねって、
子供の勉強の進捗チェックの時に爆発しない?
高校受験は思春期とモロに重なるんだ。
まだ今は差し掛かった最初のほうだとすれば、親の言うことはなんとなく聞く。
特に新中1や新小6あたりはまだまだ規範意識も高く、親の言うことには従う傾向が強いからね。
でも、中1、中2…
そうやって学年が上がっていくと、
小さな波風がいつの間にか大波暴風雨になるんだよね。
塾は、そういった家庭内の波風から子供を切り離す。
勉強の世界や勉強環境のみに浸れる環境で、ね。
これが自学の第一歩。