僕には今、壮大な妄想がある。
この妄想、チラッと考えるだけで速攻で大泣きできる内容である。
松江塾には高校部があって、中学部を終えた子達は3年間完全無料。
各学年、保護者も生徒も全員が入っているLINEグループがあり、
それは高校生になっても継続。
今年の高3、高2は生徒だけのグループはあるが、やはりそこに保護者の方の参加がないと効果が薄い。
今からその仕組みを作ることは難しいしね。
さて
今から2年ちょい経過すると何が起きるか。
高校部の3学年、学年LINEグループが完成する。
今の高1が高3になった時、
今と同じように毎日の勉強時間報告は続いているだろう。
そして、毎日の音読提出も…。
でも、その「毎日」には必ず「終わりの日」がくる。
あー
あかん
泣く。
国立二次試験の前日。
「毎日」の最後の最後の日。
僕がその子の音読ファイルを開く。
しばしの無言
そして
そっと音読が始まる。
いつものように。
これまで何年間も聞いてきた声だ。
英語か、古文か、現代文か、世界史か、日本史か
それは分からないが、数分間の音読はいつものように続く。
そして音読が終わる。
しかし、音読ファイルにはもう少し残り時間がある。
ん?
そう思ってそのまま聞いていると
「…先生、これで毎日音読は最終日です。いよいよ明日が本番です。全力で挑んできます!」
そんなメッセージ。
面と向かってはなかなか言えないだろうが、数年間続けてきた毎日音読に乗せてなら言える。
「毎日」の最後の日
その日は必ずやってくる。
今小学生の子なら、それこそ10年間以上続くだろう。
毎日、毎日、毎日
ずっと当たり前にやってきたことにも「最後の日」はくる。
壮大な妄想だが、確実に現実になる。
あー、
あかん
泣