小中高校生の中に
「分かりたくない病」にかかっている子がいる。
文字通り、分かりたくないのである。
この問題、分かりません!
そう質問に来たのに、である。
症状と原因について書く。
まず、分からない問題の説明が始まる。
問題を読んだりしながら、徐々に説明は深まっていく。
すると、気づくのだ。
「おや?これはここまでのいくつかの知識を必要だぞ?」
↓
「でも、その知識が欠けてるぞ?」
↓
「となると、この問題を分かるようになるためには、もっと前から勉強しないと無理だぞ?」
↓
「うわ・・・、面倒くさ・・・」
この段階で、説明を聞く気も、理解する気もなくなるのだ。
これが「分かりたくない病」の正体である。