毎年横幕先生の指導を見ていて思うのは
高校生
真面目な子ほど大学受験で苦労する、ということである。
高校を中学と同じと考え、「学校の勉強」をしっかりやっていれば大学だって良いところ行ける
そう考えることの落とし穴についてだ。
これ、ある意味正解で、ある意味大きく失敗なのだ。
前にも書いたが、高校は義務教育ではない。
だから使う教科書も学校によってバラバラ。
そのレベルもバラバラだ。
そして高校が考えるのは「大学受験を突破すること」だ。
その上で各教科、自由に教材が選ばれる。
と書くと別に問題ないと思うのだろう。
だが、ここに大きな落とし穴があるように思う。
なぜって、各教科の先生達は、自分が担当する教科のことしか考えてないし
その教材が「できる」ようになれば大学突破ができると考えて教材を選ぶからだ。
良い例が数学の青チャート。
確かに全部できるようになればそりゃそうなんだろう。
だが、あれはあくまでも最終チケットのようなもの。
つまりディズニーランドの入場券みたいなものである。
確かに最終的に持っていないと入場はできない。
しかし、高校に入ったばかりの子達はまだ自分の家にいるんだよ。
その段階で必死になって入場券を手に入れようとしてる。
いやいや
まずディズニーランドまで行かないとじゃない?
そのために電車乗らないといけないし、歩かないといけない。
それをせずに自宅で必死になって入場券を手に入れようとして…
土地も基礎もない状態で立派な建物を建てようとしてる、なんていう例えでも良いかな。
基礎のないところに家は建たないよ。
でも、真面目な子ほどそのトラップに気づかない。
中学時代は学校の勉強をコツコツやってそれなりの結果を出してたわけだし。
親も同じことを考える。
特に「指定校推薦」なんて言葉もチラつくからね。
でもこれまでたくさんの生徒達を見てきて思う。
松江塾の子達のほとんどが通うようないわゆるトップクラスの進学校で
学校の指定する勉強をほぼ全部完璧にやって評定平均4.8とか取れるのは、
360人中のトップ10くらいだと思うよ。
そりゃ過去にもたくさんいたよ。
4.9とか、5.0とかのモンスター達。
もちろん東大や早慶の指定校で先に進んで行ったけどね。
んで、そういう子達は高校入学後、一学期の定期考査で全科目9割越えとかしてくるのよ。
その時点で大体3年後が見えるんだよね。
見えた時点で何かを覚悟しないといけないし
本当は見える前にちゃんとルートを決めて進まないとね。