次の文の「主語・述語・修飾語」を見つけなさい。修飾語は、その言葉が詳しくしている言葉を見つけなさい。
①今日は 私が 朝ごはんを 作ります。
②私も それは 手伝うよ。
③私は 黒い 犬が 好きだ。
④どうして 君は そんなに かっこいいの?
⑤ちょっと 少しだけ 高いと 思います。
さて
どうだろう。
ではます解答を。
①主語 私が
述語 作ります
修飾語 今日は→作ります
修飾語 朝ごはんを→作ります
②主語 私も
述語 手伝うよ
修飾語 それは→手伝うよ
③主語 私は
述語 好きだ
修飾語 黒い→犬が
修飾語 犬が→好きだ
④主語 君は
述語 かっこいいの
修飾語 どうして→かっこいいの
修飾語 そんなに→かっこいいの
⑤主語 なし
述語 思います
修飾語 ちょっと→高いと
修飾語 少しだけ→高いと
全問正解、できただろうか。
そして、ここからが大事なことだが
これを我が子に絶対に間違えないように教えることができるだろうか。
そもそも主語、述語、修飾語の定義をしっかり理解できてる?
書いてみようか。
主語→文の中で、「だれが」「なにが」を表す語句。つまり、文の中心となる動作や状態の主体を示す。
述語→文の中で、主語の動作や状態、性質などを述べる語句。
修飾語→文の中で、主語や述語、その他の語句をより詳しく説明する語句。「どんな?」や「どのように?」など、語句をくわしく修飾する役割をもつ。
大体、どの教科書や参考書、問題集でもこのように説明されるよね。
んで、これを元に問題を見ながら説明…
って、ここに落とし穴があるんだよ。
そもそも、日本語は世界最難関の言語だってことを忘れてない?
だからね、その日本語を文法的に定義した上の説明がそもそも苦しい言語化なわけなのさ。
だから、次の教え方を必ず守って実践してみて。
そしたらあなたの子が主語・述語・修飾語の問題で間違うことはなくなるから。
あ、これはあくまでも最初から文節に分けてある場合のみね。
つまり小学校低学年にだけ通用するやり方だからね。
高学年や中学生はまず自分で「文節に切る」というところからやらないといけないから。
さて
まずやって欲しいのは、
超簡単にそれぞれを具体文を使ってフワッと理解させること。
フワッと
これが大事。定義通りの理解をしっかりさせる必要はないってことね。
ここを突き詰めようとすると低学年の子の脳みそはシャットダウンするよ。
例文
犬は 速く 走る
この文のスタートは「犬は」だ。「は」とか「が」がついて、その言葉から文の中で誰かや何かが動き出すよ。犬がいなけりゃこの文は意味不明。だから「犬」ご文の主役。だから主語。
こんな感じで十分。
そして、述語は「走る」。主役の主語が結局何をしたのか。文のゴールを述語という。子供にとっては新しい意味不明な新語だから、文のゴールを述語って言うんだよ、くらいで良い。
最後に修飾語。何か他の言葉を詳しく説明してる語。今回なら「走る」って様子を詳しく教えてくれてる。ちんたら走るのか、ゆっくり走るのか、速く走るのか。
でもね、実際にはこの修飾語の段階で子供の脳みそは瀕死状態…。
これが現実よ。
で、一番上の問題が待ってるわけよ笑
そらあんさん…できませんって笑
脳みそ止まるって笑
それを見てあなたは「だからね、主語っていうのは…」と、また無限ループに入り、子供の脳みそはフリーズするわけよ。
で、遅かれ早かれ思うんだ。
「うちの子、理解力ないのかしら」
って。
いやいや、無理よ。ほぼ100%中にとって無理なのさ。
だから、次のやり方で乗り越えさせてあげて。
①文末が必ず述語。ゴールは必ず最後にあるから!
②述語に対し「へー、誰が?」「へー、何が?」と言いながらもう一度文を読む。その質問の答えが必ず主語。ただし、日本語は主語が欠落することが多いから「主語がない」という問題もある。
③残りは全て修飾語(低学年では接続語や独立語は出ない)。そしてその修飾語、それよりも後にあるどの言葉に繋げてスッキリするか読んでみる。
では、この方法で上の問題を解説していこう。
①今日は 私が 朝ごはんを 作ります。
【解説】
・述語は「作ります。」
・へー、作るんだ。誰が?→「私が」が主語。この時点で他は全て修飾語
・今日は→私が…スッキリしない
・今日は→朝ごはんを…スッキリしない
・今日は→作ります…スッキリする
・朝ごはんを→作ります…スッキリする
つまり、「今日は」が就職するのは「作ります」
②私も それは 手伝うよ。
【解説】
・述語は「手伝うよ」
・へー、手伝うんだ。誰が?→「私も」が主語。この時点で残りは全て修飾語。
・それは→手伝うよ…スッキリするし、そもそもこれしか残ってない。
③私は 黒い 犬が 好きだ。
【解説】
・「好きだ」が述語。
・へー、好きなんだ。誰が?→「私は」が主語。この場合、「犬が」と答える子が多いが「好きだ」つまり「好む」という動作をしてるのは誰だ?と考えるのが大事。「好きだ」は英語でも鬼門。この時点で残りは全て修飾語。
・黒い→犬が…スッキリする。
・黒い→好きだ…スッキリしない。
・犬が→好きだ…スッキリする。
④どうして 君は そんなに かっこいいの?
・「かっこいいの」が述語。
・へー、かっこいいんだ。誰が?→「君は」が主語。この時点で残りは全て修飾語。
・どうして→君は…スッキリしない
・どうして→そんなに…スッキリしない
・どうして→かっこいいの?…スッキリする
・そんなに→かっこいいの?…スッキリする
⑤ちょっと 少しだけ 高いと 思います。
・「思います」が述語
・へー、思うんだ。誰が?→主語なし。この時点で残りは全て修飾語。
・ちょっと→少しだけ…スッキリしない
・ちょっと→高い…スッキリする。
・ちょっと→思います。スッキリしない。(もし、思いますを修飾するなら、ちょっとは思いますの前に書くべき)
・少しだけ→高い…スッキリする。
・少しだけ→思います…スッキリしない。(もし、思いますを修飾するなら、少しだけは思いますの前に書くべき)
低学年の子達は、「定義」を理解し、それに当てはまるか否かでこの単元を攻略することはほぼ不可能と思ったほうがいい。
でも定義の理解はある程度は必要だから、簡単な文でフワッと理解。
あくまでも
主語
述語
修飾語
というキャラをなんとなく理解する程度にとどめて。
そして、問題をたくさん解く。
上のやり方で。
修飾語がどの語句を修飾してるかは、「スッキリ」が大事。
ここで大事なのは、繋がる可能性がある語は複数あるが、「どれが一番スッキリするか」で見つけさせることと、日本語はそれよりも後ろの語にしか修飾先はないってことね。
あー、これも書いておかないといけないな。
上のやり方、唯一の例外があるよ。
暑いな、今日は。
これだ。
つまり倒置法が使われた文には気をつけて。
これは
今日は 暑いな。
と戻して考えて。
ふぅ
長くなったが、これできっと大丈夫だ。