なかなかに高いハードルなのよね
まず、松江塾保護者ではないがこちらをお読みいただこう。
同じように悩まれている方は多いのではないだろうか。
指導の現場では
「○○は、が主語ね。それに対して○○する、○○だ、が述語だよ」
と教わる。
文字通り、「主語→述語」という順番だ。
確かに、文法的には主語に応じて述語がある。
大人になれば、大抵の問題は解けるだろう。
しかし
「次の 日曜日は 弟も 試合に 参加する」
なんていう問題には、ほとんどの子達が間違えてしまう。
なぜか
「主語述語問題を解く順番を知らないから」
である。
日本語の場合、「主語」というものが極めて曖昧な存在なのだ。
だって、なくても意味が通じてしまうんだから。
日常会話なんて、主語の欠落だらけでしょ?
「もうお昼食べた?」
「まだだよ」
とかね。
こうやって、日本人は主語というものを「言わなくてもわかる」という理由で落としまくって喋るんだ。
だから
重要性から言えば
述語→主語
なのである。
だからまず倒置法が使われていない限り必ず文末に来る「述語」からいく。
「次の 日曜日は 弟も 試合に 参加する」
そして、述語が決まったら、自分に対してこう聞くんだ。
「へー、参加するんだ…誰が?」
と。
述語によっては「何が?」と問うこともある。
こうやって自分に問うてから、もう一度文を読む。
すると確実に
「弟も」に辿り着ける。
主語述語問題は、述語から始めよ!
これだ。