
原因はコロナ禍だと。
まあ確かにそれはあるだろう。
でも、それだけで片付けて良い話でもない気がするよ。
人口減とこの経済後退。
世界から取り残された賃金状況。
もう、なんかこの船沈むんだってさ…
という、将来に対する失望感の固定。
うう
書いてて辛くなってくるぜ
でも、ある程度これは事実だと思うんだよね。
教育は国の礎だ。
国力の源泉なのだ。
それが今、底が抜けたように低下し始めた。
以前よりも経済的理由での退塾がめちゃくちゃ増えた
そして駅前の大手塾に並ぶ自転車の数の減少。
大きなうねりはそこまでまだ人口減少の影響を受けていない川越でも
なんとなーく肌で感じることである。
さて
話を具体的にしてみる。
もう一度これ。

中学生の英語の落ち込みが激しいよね。
明らかに英語だけが際立って下降してる。
教科書の改悪とか、ラウンドシステムの台頭とか
そういうことも要因の一つだとは思うが
何よりも
「小学英語の無機能」
これが大きいと思う。
教科として扱い、授業「のようなもの」が行われているという建前に対し
実際の「指導」が薄すぎる。
というか、指導の体をなしていないのではないか。
そして、何も蓄積されないばかりか
「英語って、なんかわけわからん」
という「???」な状態のままか
「英語ってつまらないから嫌」
という最悪な状態を作り上げて中学へと橋渡しされる。
そしてあの教科書だ。
僕だって、あの教科書を軸に授業しろって言われたら無理よ。
副教材なんていくらあっても無理。
これを読んでる保護者の方はプロではない。
だからそんなこと言われてもよく分からないだろうが
今のあの教科書は、ヤバいんだよ。
日本語ならすぐに分かると思うよ。
小1の教科書に、小学校で学ぶ漢字が最初からふりがななしで全部てんこ盛りになってたらどう?
例えば…
昨日、私は友達と町の図書館へ行きました。朝から天気が良く、青い空に白い雲がゆっくりと流れていました。図書館の入口には新しい看板が立てられており、「科学の不思議展」と書かれていました。私たちは中に入ると、地球や宇宙の歴史、未来の技術について説明された展示を見学しました。特に火山の噴火や地震の仕組みを示す模型は迫力があり、思わず声を上げてしまいました。友達はノートに熱心に感想を書き、私は写真を何枚も撮りました。昼になると近くの公園でお弁当を食べ、午後には川沿いを歩いて家に帰りました。この一日は知識を増やす素晴らしい経験となりました。
小学校に入学した我が子が貰ってきた国語の教科書を開いたら、
1ページ目にこの文章が書いてあるんだよ?
え…?
って思わず手で口を押さえるよね?
またひらがなも危なっかしい状態でしか書けないのに。
僕らプロが今の英語の教科書を見ると、まさに今あなたが思ってる感覚に近いものを感じるのよ。
こりゃ無理だろ!
って。
今の教科書を初めて見たあの日
僕は数秒で大きな決断をした。
松江塾は学校準拠を離れる、と。
そしてもう、学校の進度とは無関係の学習体系を数週間で作り上げた。
それが納豆英文法の大枠だ。
あれから数年が経ち、納豆英文法は年々進化している。
高校受験ではなく、大学受験からの逆算に。
そうすれば高校受験は英語鬼強状態で通過できる。
事実、昨日の午後にやった全県模試は中3の3人に1人が満点
73%が9割越えだ。
全県平均は40点台前半なのに、だ。
そして夜の授業はまたいつもの長文精読に戻った。
これ


ああ、これは完全オリジナルの自作文だから著作権とか関係ないので載せてるからね。
この内容正誤も多くの子が満点。
残りも1問ミス程度だ。
これにかかる時間は…15分くらいだったかな。
あの日あの時、教科書準拠から離れる決断をしたのは
絶対に成果だったと確信してる。
さあ、今日もバンバン長文を読んでいこう。