大学受験がまず先だった。
大手予備校がどんどん校舎を閉鎖。
浪人生が激減しているからだ。
学歴よりも人間歴が大事
この当たり前のことが社会全体に浸透したってことなんだろう。
人口減が加速し
いよいよ待ったなしの状況になると
人はようやく「本質」「本当に必要なこと」に目を向けるからね。
人って、追い込まれないと本気で考えないし、本気で動かないってことなんだろう。
まあ、それは自分に置き換えれば分かるよね。
さて
話は昨日返却された北辰テスト、つまり埼玉県の全県模試に戻る。
埼玉県の95%以上の中3が受験する巨大な模試だ。
その模試の英語の平均点が
40.8点
と出た。
令和3年度のデータではあるが、埼玉県の中3の通塾率は
70%
である。
つまり今回の受験者数約44,000人の70%
30800人は毎月お金を払って塾に通っているわけで。
その子達の出す平均点が40.8点
なのである。
意味ある?
って話だ。
特に、週一回とかで通う個別指導の塾とか
意味ある?
本当に思うんだよね。
松江塾は毎日授業がある。
そしてそれ以外に毎日の課題もある
そうやって易きに流れやすい中学生の首根っこ捕まえて
一番染み込みやすいように薄く薄く一枚ずつ積み重ねて
ようやく5教科の平均偏差値62になるんだよ。
英語だって平均点は
73.2点。
ここまで上げるのにどれだけの時間が必要かって話なのに。
もう、こうやって数字が出てくるとみんな気づくはずなんだ。
塾って、本当に必要か?
お金払う意味あるのか?
って。
もう、「文化」「当たり前」としての塾は終わりにすべきだと思うよ。
まるでデパートからエレベーターガールが消えたように
本当に必要か?
本当に意味あるのか?
って考え、気づいたら
塾って一瞬で消え去る文化だと思うんだ。
って、塾経営者が書くなんて普通あり得ないよね笑
でも、断言するよ。
通う意味のない塾
お金払う意味のない塾
そういう塾は実際に存在する
だって、
40.8点
なんだから。
あのテストでその点数を取らせちゃうのは
もう、明らかに指導方針のミス
指導方法がダメ
それ以外考えられないよ。
だから、
意味のない塾は消える
そんな当たり前のことがこれから一気に加速していくべきだと思う。