話したよ。
腹の底から本音を。
学校や塾の授業って、
嫌だな
つまらないな
って、ネガティブな感覚を持たれやすい。
だから聞かなかったり、喋ったりして
何も得ることのない無駄な時間を過ごす子も多いんだろう。
なんて、勿体無い。
中2の授業前、僕はホワイトボードに数字の羅列を書いた。
子供を学校に通わせる親の気持ち
わざわざ塾にまで通わせる親の気持ち
それを僕なりに増強して、世の中の現実というスパイスをふりかけて伝えたんだ。
「そういう子はね、もうね、俺は心の底から頭が悪いんだと思う」
「でも誰だって絶対に人生のどこかで気づくんだよ」
「でも多くの場合それじゃ遅いんだ」
「でも君たちは今、そのもう遅いっていうタイミングの随分手前にいる」
だからこそ、伝える。
伝え続ける。
なぜ塾に通うのか、を。