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そういう節目って、「ゴール」という感覚を持ちやすい。
受かるか、落ちるか
成功か、失敗か
そういう言葉と結びつきやすいからね。
人は「ゴール」を意識すると、そこに向かって歩き出す。
それ自体は悪いことじゃない。
いや、むしろ大切で、必要なことだとも思う。
でもね
その「ゴール」だと思っていたところに辿り着くと
そこにはゴールテープなんてものはなくて
単に道が続いているだけで
なんならそこには「スタート」とか書いてあるんだ。
つまりね
そもそもゴールなんてものはなくてね
今と同じ「今日」がそこにあるだけなんだ。
であるならば、どう考えたらいい？
目指しているゴールは今日と同じ「今日」
つまり・・・
ほら
今日がそもそも「ゴール」だって言えるよね？
今日、この満ち足りた日常
家族の笑顔
子供との時間
それ、モロにゴールだからね。
ありもしないゴールを見て、今日を無駄にしてないかい？
今日はゴール。
今日こそゴールの達成感を感じる日だ。
なんと、それが毎日来るんだよ。
そう考えれば、ゴールだけを考えている自分が
なんと愚かで
なんともったいないことか。
今日を味わえ
今日、達成感を得よ。
そうしないと
「あれ？自分の人生、何だってんだろう・・・」
とか思うよ。
うわっ
虚しい・・・
