例えば埼玉の浦和高校
例えば神奈川の横浜翠嵐高校
例えば東京の日比谷高校
そういうトップ校には一学年に360人ほどいる。
そして日々行われる何かしらのテスト。
当然点数がつき、順位も出る。
360人中
350位
351位
352位
353位
そして
360位
この子達は、皆かつて中学では「あいつは別格」と言われ、何度も学年1位をとったことのある子達だ。
そりゃトップ校なんだから、下の方でもレベルが高いんだろうと思うかもしれない
しかし、実際にはそんなことはなく、
ゲラおの同級生の話を聞いても、
当時は割とトップ校の位置に近かった僕の母校でも
え?
という感じのレベルの子はいたから。
おそらく偏差値10くらい下の高校のトップ層には小指で負けるくらい。
あ、でもこれは高校の勉強の内容で負けるってことね。
つまりね、こういう層に行ってしまう子達は
勉強をしない
のよ。
シンプルに、それだけ。
トップ校に入ったのに、なぜやらない?
理由は明確。
高校入学までに勉強を「やった」という経験がないのよ。
2種類いるよね
まずは中学の勉強を簡単だと感じ、大して勉強しなくてもできちゃってたタイプ。
この子達は、中学レベルの内容までは地頭でいけた。
でも、「勉強をやる」という科目において圧倒的に経験がない。
だから、「未経験のスポーツ」みたいなものなんだよ。
能動的な勉強そのものが。
そしてもう一方は
勉強を「やらされて」きた子達。
この子達は、「やらさせる」という経験は積んだ。
だから、やらされればできた。
ところがね、高校の勉強の量と難易度では、
もうそれは不可能なんだよ。
それが、トップ校の学年ビリ層の正体。
1ヶ月前の「おめでとう!」の瞬間が、これからの3年間の中で頂点の記憶にならないことを願う。
松江っ子?
大丈夫🎵
やらされるのを期待している子達は中3になる前に全員辞めちゃうから。