今年の松江っ子達
公立私立含めてほとんどの子達が
ゴリゴリの進学校
に進んでいく。
公立高校で言うなら、
川高川女以上に20人
である。
今、続々と進路が決まっていく子達が全国にいるだろう。
数千、数万という、中学時代は
「あいつ、頭良いよね」
「あいつには勝てない」
「またトップなの?」
「さすがすぎる」
そう言われてきた360人が同じ高校に集結。
自信と優越感、達成感と誇りを胸に。
そして4月。
そういう高校ではほぼ「課題テスト」が行われる。
1位
2位
3位
4位
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120位
121位
122位
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250位
251位
252位
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358位
359位
360位
地元の中学では取ったことのない順位
中学で1位だったあいつが
わずか1ヶ月足らずで
学年最下位層に。
これは何もトップ校に限ったことじゃない。
高校は、「ほぼ皆同じレベル」の子達が集まる。
50メートル走でいえば、
7秒から7秒09
までの子達が360人集まり、
今度はそこで
200メートル走
や
1500メートル走
が行われるイメージだ。
受験が終わったから遊ぶ
…
もはや、勝負から降りたも同然。
「受験終わったのに勉強とか、嫌すぎる」
ほほう
オリンピック出場を決めたアスリートが、
本番1ヶ月前から毎晩暴飲暴食して、練習を全くしないのと同じってことね。
じゃあ、もう最下位層確定。
中学で上位だったことは、もう忘れるべきだ。
君を上位たらしめた子達は
君のいく高校にはいないんだから。
お山の大将は、今、お山を降りて真っ平らな地面にいるんだよ?
そして、目の前には中学時代とは比べ物にならないほどの山
その頂上すら見えないほどの山があるんだ。
「受験が終わったから…」
当然、今まで以上に気合い入れて激しく頑張る!!
よね?
松江っ子達は僕とAKRの指示に従って、今やるべきことをモリモリと進めている。
こればかりは「好きなことをやりなさい」とは言えない。
登るべき山がこれまでとは違うから。
それ相応の装備品は持たせないとね。