子育て
怒らない親などいない。
笑顔でコーヒーカップからコーヒーを楽しみ
庭の花を見つめていると
2階から降りてくる我が子。
「終わったぁー!」
「あら、もう終わったの早かったね」
「もう大変だったよ。先生、超たくさん宿題出すし。テストもあるんだよ?もう脳みそパンパンだよ」
「それは大変ね。クッキーあるけど食べる?」
「え?やったー!食べる食べる!手、洗ってくるね。」
そう言って洗面所の方に向かって小走りになる我が子の背中を見る。
随分と大きくなったわね…、さ!クッキーをお皿に並べよう!
んな家庭、ねぇわ
もうね、毎日戦いなのよ。
分かる?
リアルに「戦場」なんだわ
「衛生兵ーーっ!こっちだ!仲間が被弾した!動かないんだ!診てやってくれ!あーっ!また砲撃が始まったぞ!!伏せろ!!」
という、ギリギリの最前線の戦場。
さて
お分かりだろうか。
ここは戦場。
どちらかが戦っているつもりなら、当然そこに「敵」「相手」は存在している。
つまり
母が戦っているのなら
子も戦っているんだ。
いかに楽をするか
それでもなんとか帳尻を合わせるか
そんな戦いを。
いやこれ、冗談でも何でもなくて
こうやって幼少期から親とバトルを繰り返してきた子ほど
実は社会で柔軟に強く生きていけると思うんだよ。
徹底的に力を抜くところと
焦ってバタバタ頑張るところの匙加減。
これを学んでるんだよね。
これを学ばないでキッチリ育った子ほど
何か張り詰めた時に
パキッ
と折れちゃう気がするのよ。