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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

中国の地から難関校にバンバン合格者を出した塾長は「美味しくいただく国語」をどう分析したか

 

真島の修行第二段だ。

 

美味しくいただく国語

 

 

の授業動画を指導力満点の塾長に見てもらうシリーズ。

 

これ、個人塾に限らず塾講師ならどれくらいのことか想像つくだろう。

 

 

実際、メンタル的には

 

 

めちゃくちゃしんどい

 

 

のである。

 

 

ぶっちゃけ、これが数学や英語ならある程度気持ち的にも耐えられる。

 

 

答えまでの道がほぼ同じだから。

 

 

しかし、国語である。

 

何度も書いている通り、「同じレベルで本文を読めたこと」を前提とする解答解説ではない。

 

 

「同じレベルで読めた」というところまで、ゼロから引き上げる授業だ。

 

 

これがどれだけ難しいか、分かっているからこそ

 

その授業を見てもらうことはとにかく「しんどさ」が大きく追いかけてくる。

 

 

でも、僕なりに辿り着いた国語の授業

 

 

「美味しくいただく国語」

 

 

これを今回見てもらったのは、かなーり特殊な経歴の先生だ。

 

 

初めて会った時は、僕の脳みそが理解するのに時間が必要だった。

 

 

なぜなら

 

 

 

中華人民共和国

 

 

で塾の先生をしている、と聞いたからだ。

 

 

 

え?中国?何言ってんの?

 

 

 

って思ったよね笑

 

 

 

どうやら仕事で中国に行っている日本人の家庭の子対象の塾で指導している、らしい。

 

 

日本に帰る時期がわかっていて、日本の高校に通うから、そのための受験指導ってことね。

 

 

 

不思議だったよー

 

 

中国の塾の先生なのに、「○○高校受かりました!」って、日本の高校名が出てくるんだから。

 

 

しかも、すげーところばかり笑

 

 

 

そんな先生が帰国し、何と愛知で個人塾を開業した、というわけ。

 

 

それがこちら

 

 

 

 

 

 

まだ出来立てなのに、ホームページが松江塾の数十倍も素敵…

 

 

分かりやすい…

 

 

 

ブログからも人柄や考え方がよーく分かるよね。

 

 

ぶっちゃけ、日本に帰国するって聞いた時、かなり本気で松江塾に来てもらいたかったくらい笑

 

 

 

でも、当たり前だけどすでにお問い合わせも来てるそうだ。

 

 

そりゃそうだ。その辺の塾とは次元が違う指導者だからね。

 

あっという間に松江塾にとっても「目指すべき塾」の一つになるだろう。

 

 

それだけの実力のある先生だから。

 

 

さて

 

 

前置きが長くなった。

 

 

 

そんな凄腕の先生に授業動画を送るだけで

 

僕としては超緊張したんだけど、早速評していただいた。

 

 

それがこちら

 

 

 

 

美味しくいただく国語動画、拝見しました!

 

僕はおよそ1年前に松江塾ブログに出会い、そこから「言語化の鬼」真島先生のブログを読ませていただいていますが、実際に真島先生の授業動画を見るのは初めての経験でした。

 

真島先生の凄さというのは、松江塾に生徒を預ける保護者たちも認められているところだと思いますが、こちらも指導のプロ。国語の指導もそれなりに経験があり、自信だってあるわけです。

 

ただ単にすごいすごいと言って動画の感想を終わらせるのではなく、ここは嫌味な評論家になりきってやろう!という気持ちで動画を拝見させていただきました笑

 

その結果、どう思ったか。

 

やっぱり松江塾はすごかった笑

 

まず冒頭、読むだけならサッと流してしまいそうな「鎌倉」という言葉からお金持ちの街と掘り下げたこと、後半でこれまたサッと流してもおかしくない「古い屋敷」のところで三木谷社長の自宅に触れることによって、なんかお金持ちの住みそうな敷地の広い(ちょっと物々しい感じもする)立派な家を、頭の中で簡単に映像化できると思いました。

 

さらにはそこからお金持ちの街である田園調布や松濤、芦屋などの社会・一般常識のような知識も得ることができて、一粒で二度、三度美味しい感じがあります!

 

これらの知識って大人にとっては当たり前の話ですが、子供たちは本当に知らないですからね。

 

オーストラリアの砂漠についての知識も、渡りに舟と江戸時代の道路事情についての知識も雑談の中に組み込まれていますが、それがあまりに自然な流れなので、まるで水を吸い込むスポンジのようにスッと頭の中に入ってくる感じがありました。

 

国語の力というのは読解テクニックや単語力もあると思うのですが、本人の精神年齢がいかに大人であるか、子供にとっての非常識をいかになくせるかも重要だと思っています。

 

こうして、楽しみながら知らず知らずのうちに知識を積み上げていく松江塾。

 

これは間違いなく本物だと動画を見て確信しました!

 

 

 

 

 

当然、かなり気を使っていただいたとは思っている笑

 

 

ただ、途中赤い文字に変えた部分を見ても

 

「ああ、この先生は本物だな」

 

ということが分かるよね。

 

国語指導における、生徒本人の精神年齢

 

 

ここに言及していることから、その判断や対処の大切さをよく分かっているってことが。

 

 

ここなのよ

 

 

ほんと、ここ。

 

 

目の前にいる生徒達は、生まれてからの年数こそ同じだけどね

 

 

頭の中身、心の年齢、見えている世界はまるで違うってこと。

 

 

そこを分からずに、ただマニュアル通りに解説書を読み上げるように授業する塾講師は多いのよー。

 

 

でも、その授業の空気感、分かる?

 

 

塾講師にとってもキツい…。

 

 

分からせようということが不可能だと分かってて話す講師

 

分かんねー、と思いながら聞いてるフリをする生徒達

 

 

だから国語の先生って少ないんだ。

 

 

もしくは、機械的に読むノウハウを全面に出す先生が多いんだよ。

 

 

「読む方法」

 

みたいな理論を作り上げて、ね。

 

 

でも、国語の文章ってのは、本来そういうもんじゃない。

 

 

誰かが伝えたいって思ったことを、自分の言葉と自分の考えで文字を紡いだものだから

 

なるべくそれを鮮度そのままに受け入れることが大事だよね?

 

 

 

それが、筆者の願いだよね?

 

 

 

まるでシェフが美味しさをそのまま一皿に盛るように。

 

 

 

だから

 

 

どうやったらその料理を美味しくいただけるか。

 

 

 

それを生徒達と楽しみたいんだ。

 

 

 

そういう授業。

 

 

今日もたくさんの文章と触れ合いたいと思うよー。

 

 

 

るるるー

 

 

 

小林先生、開業おめでとうございます。

 

 

これからも生徒達のために腕を磨き合いましょう!

 

 

 

今回はありがとうございました。

 

 

 

 

とても勉強になりました!