成長を階段で例えることが多い。
なぜか
本当に子供は階段を上がるように成長していくからだ。
現場にいると、本当にそれをつよーく感じる。
階段のその一段を前にした時
子供は何を思うか。
大人になって階段は負荷でも何でもないから想像しにくい。
そうだな。
3メートルの崖ならどうか。
足がかりはある。
ロープも垂れている。
だから、それを使って登ればよい。
しかし
ゴツゴツとした岩肌
ところどころ土が見え、膝をぶつけたら相当痛そうに思える。
ロープを握り、足がかりに足を乗せる。
腕に力を込めて、体を引き上げる。
どう?
イメージできた?
子供にとっての成長の階段はまさにそんなものだ。
なにせ未経験の領域に行くわけだからね。
周りの大人は
親は
その我が子に何を言うか
何をするか
今日は崖の最後の10センチのところかもしれない。
そこで諦めさせるか
登らせるか
それで子供の世界は大きく変わる。