僕は授業の時
必ず生徒たちの顔を見るようにしている。
目を見ているようにしている。
僕を見ている時間が長い子ほど学力は高い。
それを確認しながら僕は話をする。
この時の様子を我が天使な奥様は
「脳みそに言葉を置いてくる」
と表現してくれる。
これ、すごくよく分かる。
無意識にやっていることを言語化されると、次からその意識がはっきりと自覚できるようになるんだ。
自分の声に乗る言葉を
聞いている子達の脳みそにしっかりと置く。
言葉を飛ばすのではなく
脳みその中の真ん中に
しっかりと固定した状態で置いてくる。
そのしっかりレベルこそ
先生の腕の差だと思う。