それは
先生というものに対する生徒達の思い込みを払拭したいから。
僕が当時通っていた中学受験塾の先生
指の爪の間が真っ黒だった。
その先生はその理由を
「俺は将来やりたいことがあるから昼は土木作業員として働いて、その後ここにきてお前らに勉強教えてるんだ」
って言ってたんだ。
僕は今思えば稚拙極まりないが、
初めて聞いた時、その先生を見下した記憶がある。
でも
その思い込みはすぐに消えた。
授業が面白いんだ。
分かりやすいとか
スマートとか
そういうレベルじゃなくて、とにかく永遠にこの先生の授業が終わらないでほしい
大袈裟すぎるかもしれないが、ほんとにそう思ったんだよね、
その先生、「うるさい!」って怒鳴ると自分の声圧で後ろに吹っ飛ぶという技を持っていて笑
それも最高だった。
「先生」というもののイメージが完全に切り替わった瞬間だったんだ。
名前も覚えてない先生だけど、僕が授業をする時
いつもその先生が僕の頭の中を横切る。
そんな経験を松江っ子達にもしてほしいんだ
そんな経験、少しはしてくれたのかな?
こちらの子