ヌマ
ね。
ヌマ
だと意味が変わっちゃうからね。
え?何の話しかって?
それは昨日の中2の授業動画、39分14秒から46分14秒を見れば分かる。
昨日も書いた、エイメイの先生「沼田先生」が松江っ子達に授業をしてくれたんだよね。
あの巨大塾エイメイの英語科のトップの先生だから、
事前の打ち合わせでは英文法の授業(前置詞)をしてもらう予定だったんだけど、
ちょっと僕の髪の毛だけじゃなく、雑談も暴走しちゃって時間が短くなっちゃったんだよね。
だから急遽他の話に変えてくれたんだよね。
こういう臨機応変力って、実はめちゃくちゃ凄いことなんだよね。
で、僕は場所を譲って教室の外へ。
話している姿は一度も見ずに、壁越しに話を聞いた。
あとで動画を見れば姿は分かるし、僕は「目」で見ちゃうと受け取る情報量が多すぎるので、見ずに耳だけで集中。
ふむ
ふむふむ
なるほど
一人称も「ヌマ」にするのね、ふむふむ。それは生徒も「ヌマ」って呼びやすいよね、ふむふむ。
ほう
そういう展開にするのか…
へー
あ、僕ならそこは一呼吸入れて言い直すかな…
ほほう
途中の「あれ」のはさみ方はほぼ同じだねぇ。やっぱりそこにいきつくよね♫うんうん。
おー、そこまで耐えきったかー。メンタル強いなー、さすがだなー。
あっという間の7分間
余すことなく全て聞かせてもらった。
帰宅後、3回繰り返して動画を確認。
我が天使な奥様にも見てもらった。
前半の僕の部分を数分間も見てもらい、
その違いも指摘してもらいながら。
で、至極のアドバイスをドバドバともらい、最後は音を消して動きと表情を注視。
予想通り、ヌマの武器を再確認して終了。
ふむ
結論!
超!勉強になった!
塾講師としてこれ以上役に立つ時間と教材はない!!!
なんだこりゃ
こんなにも刺激を受けるものなのか!
僕は、他の塾の先生の授業を見る経験が極端に少ないと自覚している。
きっと大手塾出身の先生達との違いはここだな、と。
模擬授業をしたり、見たりする経験もゼロだし、
アドバイスも受けたこともない。
意識してきたのは
どうすればより濃く伝わるのか
それだけを考えて独自に磨いてきた授業だという自負はあった。
しかし、他の先生の授業を見ると、どっちが自分向きか、とか
良いとか悪いとか、じゃなくて
違いが分かる
ということね。
この威力は想像を超えてデカかったよね。
そして奥様の言った言葉
「頭にスッと入ってくる」
これね。
これなんだよ。
1+1=2
たったこれだけのことでも、
言葉
声
視線
表情
服装
身振り
手振り
間
空気
圧
この10個の中の一つが違うことでの伝わり方、染み込み方の違いを
徹底的に細かく追求できるか
そして授業の瞬間瞬間、微細に修正しながら最後までやり抜けるか
たった7分間だったが
新年度の初日にこの経験と思考ができたことは
やっぱり僕は運が良い
極めて運が良い♫
ありがとう、ヌマ
ありがとう、エイメイ
これで松江塾はさらに強くなる。