僕はね
基本的に授業プランを立てない。
なんとなーくやることを決めるだけ。
そして教室に入る。
そして、真っ先に見る。
生徒?
ちがうよ。
生徒達みんなが教室内に充満させる空気の重さ
これが軽いか重いか
それで授業の滑り出しが決まる。
重ければその重い理由を雑談を通して吸収。
軽いならその軽さを制御して。
重い時に重いまま授業をしてもみんなの吸収率は極めて低くなる。
だから、その沈んだ空気を軽くする。
もちろん雑談でね。
別に何か鉄板ネタがあるわけじゃないよ。
ただ、その場で雑談を作る。
回す。
空気を回すんだ。
徹底的に重い日はね、
数分おきに回さないといけない。
時には授業をしない方が良い日だってあるんだ。
ほんとだよ?
1秒も授業をしない日
僕は結構あるから。
だって、そんな重い日に授業を無理やりやったらさ、
その子にとっては「あー、つまんねーやって経験が一回増えちゃうじゃん?
「真島先生の授業は面白い」
という思い込みと刷り込み
これはとにかく大事だからね。
逆に空気が軽すぎる日は
あえて流れを止める。
その場合は、僕が止まるんだ。
納豆英文法の授業動画を見た人なら分かるよね。
あの学年では、僕はちょいちょい「止まる」よね?
そつやって、とにかく教室内の空気を見る。
感じるんじゃなくて、見るんだよ。
先生っていうのはね
それができる存在じゃなきゃいけない。
そう思う。