2+3
この計算を前にした時、あなたの子供が指を使っていたとしよう。
本当は指なんて使わない方がいいのになー
と思いながらも、そうしないと前に進めない我が子があるわけで
とりあえず「できる」を分からせたいからそのまま黙っている。
うん
危険よ。
指を使うこと自体、悪いことじゃないんだけど
その「使い方」をよく見てあげてほしいんだ。
例えばこうやって
親指と人差し指を曲げて、この状態でずっと見てて
そして答えを「5」と書けているのなら大丈夫。
それに対して、
中指を折り始めたら…
それは足し算じゃなくて、「数えてる」ってことの証明ね。
1、2
って2本数えたあとで、また
1、2、3
って数えてるわけ。
そして指が5本折り曲げられたわけで「5」と答えを書く。
数字が具体物を表す記号ではなく、数えるためのツールになってるって証拠。
こうなると、大きい数字になると途端にできなくなる。
かなり早期に「算数嫌い」ってことになるよね。
指を折って数えてるって分かったら
すぐにブロックとかを目の前に置いてあげて、
それで考えさせることが大事。
2+3
は
○○ +○○○
という具体物を「数字」と言う記号で表したどけのもの。
それを叩き込むことが大事よ。