「なぜそうなるのか」
これはその原理原則を理解できる頭ができてからでないと無理。
例えば人間の二足歩行。
たった日本の足でバランスをとって歩くこと。
そして、大半の時間は一本足しか地面についていない。
よくよく考えてみれば不安定極まりない状態である。
でも、できてしまっている。
その状態を、まだ「なぜそうなのか」を理解できない子に伝えても意味はない。
まず歩かせてみる。
なぜそうなのかを伝えるよりも
まずやらせてみる。
そして
「できた」
と感じさせてみる。
その先の世界を見せて、目を輝かせてみる。
昨日、新小3では
3000×40000
という掛け算をやった。
「ええええっ!」
という新鮮な驚き。
でも、答えは出せてしまう。
まだ「億」という単位も馴染みが薄い子達。
でも、「できてしまう」ってことを見せるのが大事。
こうやって頭を耕す。
低学年の授業ではとても大事。