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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

意味を理解しないことほど辛いことはない

 

勉強を嫌う子

 

勉強が苦手な子

 

そういう子達ほど「丸暗記」に挑む。

 

例えば

 

○ 〒 △ = ◉

 

この式がなぜ成り立つのかを理解せずに

 

ただ覚える。

 

○って何なのか

 

〒って?

 

△の意味は?

 

どうしてそれが「=」で繋がるの?

 

とか

 

そういうことは考えずに

 

ただ、ただ覚えようとする。

 

いや

 

本来なら覚えようともしないだろう。

 

しかし、テストがあるから覚える。

 

とりあえず覚える。

 

当然、テストでこの式がそっくりそのまま出れば点が取れるが、

 

まずそのまま出ることはない。

 

そして言う…

 

「勉強したのにできませんでした」

 

と。

 

 

ふむぅ

 

繰り返し書いて覚えることは、確かに勉強の「一部分」ではある。

 

 

 

ふむぅ

 

 

例えば、空中に浮いているボールを蹴る。

 

サッカーではこれを「ボレーシュート」なんて言う。

 

華やかなゴールを演出するかっこいいシュートの一つだと思う。

 

 

だから、その蹴り方を覚える。

 

何度も反復して。

 

足を高く上げて身体を捻りながらその足を振り抜く。

 

その動作を何度も身体に染み込ませる。

 

周りから見たら、確かにサッカーの練習をしているように見える。

 

そして試合が始まる。

 

その子は何をやっているかといえば、

 

味方自陣のキーパーの前で、一生懸命にボレーシュートの動きをしている。

 

 

ん?

 

今ボールは敵陣にあって、味方がゴール前に迫っているのに?

 

あの子はディフェンスだよね?

 

なぜ今、ボールもないところで

 

しかも自陣の後ろの方でボレーシュートの動きを?

 

って言うか、ディフェンスライン上げないとダメじゃない?

 

 

何やってるの?

 

 

 

 

これなんだよ、

 

 

勉強ができない子達の「そもそも」は。

 

 

 

さすがにこの例ほど酷くはないだろうが

 

例えばゴロゴロと転がってきたボールに対してボレーシュートの動きをするみたいなイメージ。

 

 

ボレーシュートはね、空中に浮いたボールをシュートする動きということを理解していない。

 

とりあえず「シュート」はこれ!みたいな感じの吸収の仕方なんだ。

 

 

「なぜそういったシュートがあるのか」

 

を理解していない。

 

理解したくない?

 

 

いや違う

 

 

理解するために必要な情報が自分に向かって発信されてる時に

 

聞いてない

 

んだよね。

 

他のことをが考えていたり、

 

別のものを見ていたり。

 

 

ただ、それだけ。

 

 

勉強に関してはそれを幼少期から積み重ね

 

 

前半を聞いてないで、何かふとした瞬間だけ聞く。

 

 

「……、………!だからその時に足を高く上げて蹴る!………、……すると点が決まる!」

 

 

こんな感じ。

 

 

だから、自分の聞いたところだけで切り抜けようとする。

 

そして試合後

 

「シュートしようとして、練習の通りに動いたんですけど点が決まりませんでした」

 

と言う…。

 

 

 

いや…、ボール転がってきてたじゃん…

 

 

ってね。

 

 

 

まず、話聞こうか。

 

 

 

脳内を通過させようか。

 

 

 

んで、「あー、そういうことね!」

 

となるまで頭の中でコネコネ考えようかね。

 

 

 

まずはそこからね。