英語壊滅的な子達に対し
「分かるところまで戻ろう!」
と言う。
そして、こんな問題をやらせてみる。
① I ( ) Satoshi.
私はサトシです。
その子は空欄に「am」と入れる。
流石にそりゃ分かるよ、みたいな顔をして。
似たような問題を数問やらせてみて、
「うん、be動詞は大丈夫そうだね。じゃあおそらく、be動詞と一般動詞が混乱したんじゃない?」
なんて聞く。
その子は「そうだと思います。なんか混乱して…」とか答える。
これで講師はその子の苦手ポイントを見つけた気になる。
でも
そこが大間違いなんだ。
多分、その子は「are」と書けるし、「アー」とも読める。
でも
なぜ「are」を「アー」と読むのか
そのメカニズムを説明できない。
ローマ字で「あれ」と書いて覚えた程度。
まずフォニックスが染み込んでないはず。
さらに
I am Satoshi.
と
私はサトシです。
という、この全く何もかも違う2つの文章。
その変換ルールがとてつもなく難しいということも理解していないはずなんだ。
というか、自分で言語化できない。
だって、激ムズよ?これの説明。
納豆英文法では、ここの段階でめちゃくちゃ「あること」に時間を割くからね。
というか、実際ここが「英語学習の生命線」だから。
その「あること」を抜きにして
I am Satoshi.
を理解したつもりになっているから
だから英語ができなくなるんだって。
納豆英文法のスタート動画、特に今年の中1の授業を受け取った人たちは
9本目と10本目
あの2本を繰り返し見てほしい。
英語ができなくなる子達に欠けてる「戻るべきところ」はあそこね。
あ、もちろんその前のフォニックス4時間分が染み込んだ後の話ね。