埼玉の公立高校で、「超高倍率」と言えば
この2つの市立高校である。
どちらも制服や校風が大人気!!
高倍率になるのも納得である。
さて、そんな両校
10月の志願先希望調査から実際の受験まで、
どのように倍率が変化していくか、2年分調べてみた。
まずは2021年の市立浦和から。
市立浦和 | 2021年 |
10月 | 2.73 |
12月 | 2.29 |
志願 | 1.99 |
確定 | 1.9 |
実受験 | 1.89 |
合格 | 1.84 |
今回の2校に関しては、毎年10月の段階で「絶望」の声を多く耳にする。
あとで出てくる市立川越なんで尚更ね。
でも、受験が迫っていく中で倍率は少しずつ下がり、現実的な数値となっていく。
ただ、これを見て喜ぶのは早いって話だよね。
だって「落ちるかもしれないと考える子」達が抜けていくだけだから。
次、2022年の市立浦和。
この年は最終的に倍率が2倍を超えた。
10月の段階で3.5倍を超えていたから、それも仕方ないのかもしれない。
市立浦和 | 2022年 |
10月 | 3.53 |
12月 | 2.8 |
志願 | 2.2 |
確定 | 2.13 |
実受験 | 2.11 |
合格 | 2.06 |
ちなみに、説明が遅くなったけど
10月→各中学で集計される志願希望先を元に出される倍率
12月→同上
志願→一番最初の出願倍率
確定→志願先変更後の倍率
実受験→入試当日の実受験倍率
合格→実合格者から算出した倍率
さて、次は倍率モンスターの市立川越の普通科。
偏差値52〜55あたりの高校なので、希望者が最も多くなる。
まずは2021年度から
市立川越 | 2021年 |
10月 | 4.34 |
12月 | 2.9 |
志願 | 1.64 |
確定 | 1.64 |
実受験 | 1.64 |
合格 | 1.62 |
毎年、大体県内最高倍率を叩き出す!!!
「まずは市立川越に」
という志願者が多いってことだろう。
次、2022度は・・・
市立川越 | 2021年 |
10月 | 3.95 |
12月 | 2.5 |
志願 | 1.56 |
確定 | 1.48 |
実受験 | 1.46 |
合格 | 1.46 |
これまた同じような流れ。
そして、この倍率推移と真逆に、情報処理や国際経済というコースは
最初低倍率から徐々に倍率が上がっていく・・・。
さて
今年も同じような傾向にあるとは思うが、
どちらの高校を見ても、最初の倍率がどの程度になるかによって、
最終倍率が決まるだろう。
参考にしてもらいたい。