昨日はゼミの入室テストだったようだ。
一橋の商学部は1年生の時からゼミがあるが、
僕らの記憶の中にある「ゼミ」は本格的に3年から始まる。
授業としてのゼミ、というよりは「所属する」ゼミというやつね。
ほら、あったじゃん?
中にはスーツ着て参加しなきゃいけない○○ゼミとか。
有名教授のゼミは入るのも大変だけど就職に有利、とかね。
なんでゲラおがそのゼミを選んだのかは分からないけど、結構な倍率だったそうだ。
その入室テストでは小論の提出と、それに対する質疑応答が課せられていたそうなんだけど
ゲラおはその小論を半日で書き上げたんだって。
そして提出と面接。
数人ずつの集団面接。
ゲラおの前の人、その前の人、どちらも半年前から綿密に論文を書き上げていたというのを聞き、
自分の不合格を確信したゲラおは方針転換。
「お笑い担当枠を狙う」
という決断をしたそうだ。
案の定、他の学生はそのゼミを志望した理由では
「オープンゼミに実際に参加して興味を持ち、そこからこの分野について学びました」
などと答える中、ゲラおは
「一昨日シラバス一生懸命読んで決めました!」
とか答えたそう笑
教授は笑いながら
「君は正直だねぇ笑」
と答えたそうだ。
他の質問でも教授をしこたま笑わせた後、「最後に言いたいことある?」と聞かれ、
「僕は足りない知性を高校3年間毎年50キロ走り切った体力でカバーしてきました!体力には自信があります!」
と、ゼミとは無縁の浦高生鉄板コメントを残し笑顔で玉砕。
昨日の夕食時(夜中の11時)の大半をゲラおの不合格体験記に使い、かなり楽しかった♫
「ゲラおはそういう面接とか、得意な方なの?」
と聞くと
「あ、これは落ちたなっていうのは相手の反応で分かるし、それで方針転換して別ルートを模索するのとかは感度高いと思う。圧迫で詰められても受け流せるし。プライド高かったり面接下手な人はそこで転換できずにドツボにハマるわけでしょ?その点から考えれば得意な方だとは思うよ」
だとさ。
我が真島家は
「なんとかなる」
「臨機応変に」
「楽しもうぜ」
という方針が太いので、なんとも立派に育ってやがる。
いよいよゲラおも3年生になる。
就職活動
なんて言葉も多く出てきそうな学年だが、
ゲラおは何もプレッシャーとかないようだ。
高校受験の時は「100回受けて100回受かる」と言い、
大学受験の時は「受かるんじゃね?」と言った。
ゼミは「まだ定員埋まってないところもたくさんあるから適当に選ぶよ」と言ってる。
だから就活もなんか適当に通過するんだろう。
「就職しないかも」とかたまに言うし笑
ちなみになし子は昨日、男の子と食べ放題に行き、「まあ、イケメンなんじゃないかなー」と評するその子の前で
引かれるほど食べた
らしい笑
だからなし子一人だけ何も食べずにダイニングテーブルに陣取り、ゲラおの話を半分聞きながらスプラトゥーン2をやっていた。
そんな真島家の夕食
いつもの4人
いつもの時間
オールジャンルの会話
楽しかった。