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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

たった一文字で意味が変わる

国語に限らず、文章題が苦手な子は

 

総じて読むスピードが安定しない。

 

嫌だな、と思う時は速すぎて

 

でも解かなきゃ、と思う時は遅すぎる。

 

文字を模様として「見て」いるときと

 

文字が表す意味を「理解して」いるとき

 

との落差が大きいのだろう。

 

この原因は「音読不足」だと思う。

 

当たり前だが、日本語は助詞一文字で文意が変わる。

 

 

私はスーパーで卵を買った。

 

私はスーパー卵を買った。

 

格助詞の「で」

 

これがあるかないかだけで全く思い描く情景は変わる。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

また

 

私はスーパーを卵で買った。

 

子供の頃からスーパーマーケット経営に憧れていた養鶏業者の回想録かもしれないじゃん?

 

 

読むのが速すぎる子は

 

この文を字面だけをサラリと「見る」

 

だから

 

 

スーパー

 

 

買った

 

 

という単語だけを何となく頭に入れ

 

あとは自分の好きなように適当に解釈をしてしまうわけだ。

 

これでは

 

登場人物の繊細な気持ちや、

 

それを反映した風景描写なんて

 

読み取るのは

 

夢のまた夢、なのである。