中3はここ最近、ずっと国語の文章題ばかりやっている。
深く読む
しっかり読む
ということが目的。
そして
ちゃんと考える
ということも。
ここで「考える」とは何かを考えたい。
まず書いてあることを目で見る。
そこにあるのは意味のない記号の羅列ではなく
「文字」という、それぞれに意味のある言葉が並び、つながり、一つの内容を伝えている。
筆者が読み手に伝えたい内容だ。
それを読む。
まず言葉の意味がしっかりと分からねばならない。
例えば
「人生の岐路に立つ」
なんていう文字が目に入った時
当然「じんせいのきろにたつ」と読めなければならない。
そして
「人生」
「岐路」
「立つ」
というそれぞれの言葉の意味が分からなければならない。
しかしここでふと「中学生の語彙力」「思考力」というものを考えてみたい。
果たして中学生は「人生」「岐路」なんていう言葉をそのままの形で理解し、思考に落とし込めるのだろうか。
さらに「立つ」というのが、具体的に足で地面に対し垂直に身体を保つ、ということ以外のイメージができているだろうか。
ここで大事になってくるのが「言い換え」である。
国語の文章読解は、結局はここに行き着く。
自分にとって理解できる言葉や言い回しに変える力
それが「理解」や「思考」に繋がる。
つまり
人生の岐路に立つ
とは
生きていく中で重要な分かれ道にいる。右か?左か?どっちを選ぶかで人生は大きく変わるんだぞ?どーする?
と言い換え、想像する力。
これが「読み解く」ということである。
そういうことを、ただ目の前で具体的にやってみせ
一緒に思考していく感じの授業
個人的に、超好き。