自分の「今」というものを
ふと考える時がたまにある
「今」
自分は何者なのか
「今」
自分はどこにいて、どこに向かおうとしているのか
誰に聞くこともできない
誰も答えなんて教えてはくれない
そんなことは
分かりきっている。
でも
ふと、考える時がある。
そんな瞬間を
人は「不安」と呼ぶ
人は「迷い」と呼ぶ
でも
僕はそんな瞬間が
大好きなのである。
いつもは
そんなことすら考えられないくらい
前を見ることしか
許されないから
ふと考える瞬間なんて
僕には許されていない
こうやって
夜中に目が覚めたとき
自分の「今」という時を
ふと考える時が
僕は
大好きなのである。