松江塾近隣の進学校、学校の規模がバラバラなので在校生の人数が全く違う。
例えば星野高校。
今年の卒業生は689人いる。
それに対し、城北埼玉は223人。
3分の1だ。
これを知らずして、大学合格実績は単純比較できない。
さらに現役で進学する子たちがどれだけいるのか、も大切。
近隣だと、浦和高校の現役進学率は3割を下回る。
それに対し、星野高校では9割が現役で進学する。
「浪人しても行きたいところに行く」という子が多ければ、現役時には第1志望の大学しか受けない。時間とお金の無駄だから。浦和高校の場合、早慶も含め、私立大学の合格者のほとんどが浪人生である。
それに対し、「現役で進学したい」と考える子が多ければ、受かりそうなところを何校も受けるケースが多い。特に、「その大学なら学部は問わない!」という受験パターンも増える。
そういうことを全て考えると、
◯◯大学 50人合格
この「50人」が、一体何を表しているのか、全く分からなくなってくるね。
でも、そんなことを言ったら何も始まらないので
松江塾近隣の進学校について、とりあえず卒業生の人数を全て「360人」に換算して大学合格者数を調べてみたよ。
まずは上智大学。偏差値帯は「67.5〜57.5」
上智は入学手続きの締切日が早いので、高校受験で言うなら併願校というよりは「単願校」に近い。
どうしても上智がいい!という子が受けて進学するっていうことね。
大宮 34人
淑徳与野 33人
大宮開成 25人
浦和一女 24人
市立浦和 19人
川越女子 13人
川越東 11人
浦和西 10人
所沢北 10人
浦和 9人
川越 8人
栄東 8人
和光国際 7人
西武文理 7人
狭山ヶ丘 4人
星野 4人
城北埼玉 3人
上智大学の男女比は、45:55だから、
やっぱり女子校や女子比率の高い高校の方が上位に来るね。
次は東京理科大学。偏差値帯は「62.5〜60」
栄東 155人
浦和 145人
大宮 134人
川越 94人
市立浦和 53人
浦和一女 34人
大宮開成 30人
川越東 26人
狭山ヶ丘 24人
城北埼玉 23人
川越女子 22人
所沢北 17人
西武文理 17人
淑徳与野 15人
浦和西 11人
星野 5人
和光国際 1人
東京理科大学の男女比は、76:24
圧倒的に男子が多い!上位にランクされている共学校でも、ほぼ男子!という状況じゃないかな。
この記事の最後は明治大学。偏差値帯は「65〜60」。僕の母校だが、当時は「校舎の中に落ちているスネ毛の本数が日本一」とか言われるくらい男臭いイメージだったけど、20年も経つと変わるよね笑笑
浦和 181人
川越 150人
大宮 141人
浦和一女 112人
市立浦和 97人
栄東 84人
淑徳与野 72人
大宮開成 58人
川越東 58人
川越女子 53人
所沢北 43人
西武文理 41人
狭山ヶ丘 38人
城北埼玉 24人
浦和西 21人
和光国際 16人
星野 8人
さてさて、あまり1つの記事が長くなるのは好きじゃないので、他の大学はまた次の記事で。
最後に、在校生の人数を統一した上で、
各高校のおおよその偏差値も書いておく。
もうワンランク上を目指すと、どれくらい難関大への可能性が広がるのか。
本当にその公立に固執すべきか
併願校と言われている私立に行った方が、実は難関大への可能性が広がるんじゃないか?
いろいろ考えてみて欲しい。
ただし、この数字には指定校推薦等は含んでいない。指定校推薦枠を多く持っている私立高校は、最終的な人数はもっと増えるはずだ。
浦和 偏差値72 335人
大宮 偏差値73〜71 309人
川越 偏差値69 252人
栄東 偏差値73〜71 247人
浦和一女 偏差値71 170人
市立浦和 偏差値70 169人
淑徳与野 偏差値70〜66 120人
大宮開成 偏差値68〜57 113人
川越東 偏差値69〜66 95人
川越女子 偏差値 68 88人
所沢北 偏差値68〜66 70人
狭山ヶ丘 偏差値68〜57 66人
西武文理 偏差値71〜64 65人
城北埼玉 偏差値65 50人
浦和西 偏差値65 42人
和光国際 偏差値62〜61 24人
星野 偏差値68〜52 17人
どうかな。分母を揃えると、見えてくる未来が全く違ってくるよね。
「自分たちが高校生だった時とは全く違う」
これはあるでしょ?
そして、入学時の偏差値が、そのまま大学合格実績には繋がっていかない、ということ。
環境
指導カリキュラム
この数字から見えてくるものはいろいろあるね。