昨日の中1の授業では、生徒たちにあるプリントを配布した。
ここ最近ブログに書いている、現高校部の難関高校に在籍している子達の中学時代の成績
それを羅列して載せたプリントである。
中でも注目させたのが、
浦和
大宮
浦和一女
この三校に進学した子達のデータ。
全員が学年で上位1%台に入っていた。
3年間の平均で、である。
例えば今年の新中1
第一中は176人だそうだ。
176人の1%台は…とホワイトボードに簡単に計算していく。
176× 0.01=1.76
176× 0.02=3.52
分かるね?つまり、1位か2位か3位ってことだ。
3年間、常に3位以内に入ること。
これが浦和や大宮、一女に進学できるっているレベルだからね。
そう言うと、さすがに驚いていた子もいたよね。
松江塾は3人に1人が学校選択問題の高校に進学し、全体の8割近くが私立も含めて進学校に進む。
駅からは遠いし規模も小さいが、ゴリゴリの進学塾だ。
当然ながら、そういう高校を目指す子が多いし、環境的に「自分も当たり前に行けるんじゃないか」って考える子も多い。
でもね
川高川女ならいざ知らず、浦和や大宮、浦和一女となると
さすがに簡単じゃないよ。
各中学でも「あの子は別格」と誰もが考えるような存在にならないと厳しい。
授業の内容が大体分かる、とかじゃダメ。
ワークか簡単だと感じる、なんてレベルでも話にならない。
ありとあらゆる教材の全てに目を通し、全ての問題を覚えてしまうくらいに反復。
何を聞かれても、その内容が教科書のどの辺りに書いてあるのかが映像として目に浮かぶくらいに叩き込む。
叩き込むっていう感覚すら微妙だね。
全て飲み込む
そんな感覚かな。
ちょっと面倒臭がりの地頭の良い子なら
「もう分かってるからやんなくていいよ」
なんて感じてからも、さらにさらに反復反復反復。
そうすることでこの「別格な子達」は
その知識を数年間は忘れないっていうレベルにまで昇華させていく。
まるで自分の名前のように。
いい?
ちょっと自分の学力に自信があって、
ちょっと早く始めたお陰で人よりも得意な教科があって
それでなんとなくトップ層にふわふわいれてる
なんてレベルは川高川女止まり。
そういう子達がさらにストイックに攻めて攻めて攻めて
繰り返して繰り返して繰り返す。
そういう子達が「1%台」に登りつめていく。
さあ、
新中1達。
君たちの中の何人が
「別格」
になれるか。
すでに勝負は始まっているのだ。