高校進学
おめでとうございます!
さあ
いよいよ憧れの!
高校生活のスタートです。
今日はそんな晴れやかなスタートを切ったあなたの子供を
ものの見事に潰す方法をお伝えします。
ええ
伸ばし方
ではなく
潰し方です。
上手くいけば「大学行かない」なんて夢のような言葉も発してくれる可能性がある
素晴らしい方法です。
しっかり読んで、確実にマスターし、実践してください。
①なるべく早い段階で親が子供の進路を具体的に決める。
これ、とても大事です。
文系理系はもちろんですが、具体的な大学学部も決めてしまいましょう。
具体的職業、職種、企業名なども決めた方が望ましいです。
「それが人生得をする」
「あなたのため」
「お父さんだってそれで今成功してる」
こういった言葉もたくさん「根拠」として伝えてください。
②高校の授業カリキュラム、内容、テスト等の徹底管理
これも大事です。
今何を学んでいるのか全て細かくチェックしていきましょう。
テスト結果が出たら、間違いを確認して根本的なところから原因調査です。
あなたの右手で子供の右腕を掴み、あなたの左手で子供の左腕を掴むのです。
「さあ、教科書を持って音読しなさい」と声かけを忘れずに。
そして常に「これがあの大学に確実に行くための唯一の方法だから」と伝え続けるのです。
③環境を与え、道があることを伝えるだけで安心しないこと。
子供は環境に大きく左右されます。
進学校に進むと、周りは何だかんだで頑張る子が多いものです。
そしてそこでは「指導者」が作ったノウハウと道が生徒達の前に提示されます。
そういう有能な指導者は
「子供は環境を与え、道があることを示せば勝手に進む。それが一番良い結果を出す。親は口も手も出さず後ろから見守るのがベスト」
なんて無責任なことを常に言い続けるものです。
信じられませんよね。
これまで何百、何千という生徒や親を見てきたからといって
それが何の根拠になるというのでしょう。
その指導者よりも、あなたの子供を長く見てきたのは誰ですか?
あなたですよね?
だからそんな指導者の言葉に惑わされず
あなたはしっかりとこのマニュアル通りにいきましょう。
一体どこの誰が何様のつもりでそんなことを言うのでしょうね。
「自分で判断して自分で行動する高校生が一番伸びる」
は?
それでやらないから親が頑張らないといけないのに。
そんな指導者、何も分かってませんね。
子供の自我
なんて、今は考えなくていいのです。
あの大学
あの学部
あの職種
大切な我が子です。
その道を歩ませたいのなら
あなたが頑張りましょう。
ええ
もちろん、その代わり
子供はしっかりと潰れますよ。
見事に見事に潰れます。
目は死んだ魚のようになります。
その高校に受かった自己肯定感なんて
跡形もなく消え去ります。
さあ
今日もあなたの子供を潰しましょう。
そして
あの大学への門をこじ開けましょう。