なぜ長文を訳せないか
それは
英文における単語同志の繋がり
これに対する意識が低いからである。
英文は日本語と比べて語順ルールが極めて明確。
その単語があれば、次に来る可能性のある単語がほぼ決まる。
つまり
予測
ができるのである。
目の前にドアがあり、そのドアの向こうに何があるか一切知らされていなければ
ドアを開ける手も動きが鈍くなる。
でも
「ドアを開けると滑り台があり、それを滑ったらゴールです」
と言われてたら、喜び勇んで開け、目の前に言われた通りの滑り台があればすぐに滑るだろう。
知らされていなければ、開けた瞬間にいきなりの滑り台を見て
「え、何これ。なんでいきなり滑り台?滑ったらどうなるの?こわ!」
とか考えて立ち止まるだろう。
こうやって速く読める子はどんどん速くなり、遅い子はどんどん遅くなる。
こんな感じで長文精読の授業を中2でやってるよ、と言ったら
中3が「その授業受けたい」とリクエストが来たので、
中2の文系単科に招待する。
こうやって、何年でも下の学年の授業が追加費用なしで受けられるのは松江塾の大きな特徴の一つである。