まずこちら、僕の「初授業」である。
何が「初」なのか。
この授業では、約２０名の生徒たちと
「初めまして」
なのだ。
動画をお渡ししていたり、これまでオンラインで受けていたりする子達は若干名いたが
ほほ、初対面の子達。
遠方から対面教室に来てくれていた子達は
その保護者の方も隣に座って僕の授業を受けてくれた。
とにかく、塾講師である僕と、小６生たちとの「初対面」の授業だったわけだ。
このほぼ全員が「初対面」という授業は、
僕としても得る情報量がとても多い。
その中で、最も意識を向けるのが題名にも書いた
「勉強できる子できない子」
である。
自分の子が塾講師に何をもって勉強できるできないを判断されているか
おそらくほとんどの人はテストの点だと思うだろう。
確かにそれは明確に数字となって現れる。
しかーし
違うのだよワトソン君。
テストの点なんてものはね
そんなものはいくらでも変動する。
後で書くけどもね
松江塾に入る前に定期テストで200点台だった子が入塾後に400点台に上がった！
なんてことは、日常茶飯事的に起きるんだから。
それよりもね
僕が「初授業」で見るものは
どれだけ能動的に授業というイベントに食いついているか
である。
昨日の場合、対面教室にいた保護者の方達が一番食いついてくれていた笑
もう、経験として分かってるわけよね
何を得られる場なのか
ということを。
そりゃそうよ
遠方からわざわざ我が子を連れて対面教室に来て、教室の後ろじゃなくて我が子の隣に座って、マジで生徒として授業を受けてくれたわけだから。
そりゃ意識高いのも当たり前。
動画見てもらえたらわかるけど、別に大してレベルの高い授業を展開してるわけじゃない。
まあ、松江塾の自学や実績って、あの授業に秘密があるんだけれど
それに気づくのは、半年くらい授業受けてって感じかな。
僕はいつものようにくだらなーい授業をチンタラとやる。
でも
見てる。
あー、この子食いついてきてるなー
あれー、この子は意識を他に飛ばしてるなー
あー、この子よく笑うなー
あー、この子の集中持久力は今日のこれがマックスなんだろーなー
あー、この子はすごいや
あー、この子は
と。
前に立つとね
全て分かるのよ
オンラインの子達も、画面で僕の授業を見てると思ってるよね？
でもね
見られてるんだからね？
僕はこの仕事を３０年やっていて、
ほぼ毎日全学年の子達を見ていて、
そしてその子達の学力を知っている。
学年トップクラスの子達
第二集団あたりの子達
その下あたりの子達
データは経験として３０年間分蓄積されて
そして
昨日の「初授業」でチェックをしたわけだ。
昨日は僕の授業を見せた場じゃなくて
僕が「全て」を判断した場だったんだよ。
授業って
そういう場なんだ。
あ、そうそう
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