何度か書いたかも。
僕は小学生の頃、当時まだ同じ川越に住んでいたおばあちゃんの家に泊まりに行くのが好きだった。
田町あたりだったかな。
おばあちゃんの家に泊まりに行くのが楽しみだったのは
お小遣いがもらえる
からだった。
おばあちゃんは日々の買い物のお釣りを大きな「壺」に入れておいてくれて
それを僕ら姉弟が泊まりに行くと
広げた新聞紙の上に
じゃーーー!!!!
とぶちまける。
それを僕らが均等に分けてもらえるのだ。
500円玉
100円玉
50円
この順に、一枚ずつ取っていく。
だんだん増えていく自分の「取り分」
あのワクワクした気持ちは今でも覚えている。
日本人はお金に対して一歩距離を置くことが多い。
ネガティブなものとして捉える人も多い。
しかし
お金は大切なのだ。
求めるものであり
使うものであり
貯めるものである。
そしてそれは自分の生み出した価値との等価交換だとも言える。
そう捉えていくと
ネガティヴな意識は
「そう捉えなければならなかった事情があって」のことだと想像ができるよね。
そんなことを子供と語り合ってほしいものだ。