松江塾には、早い子は小学校の低学年から通ってくれる。
そしてそこから中学、高校と僕らはずっとその子を指導し、自学ができるようになり、そして大学へと進学していく。
結果的に公立私立問わずトップ校に進学し、
そこでも自学で頑張り、難関大にガッチリ進学していく子達には
やはり「特徴」があるように思うんだ。
目で聞く
とか
ペナテストを頑張る
とか
そういう具体的なことだけじゃなくて
もっと「素地」の部分でね。
僕も感覚で捉えている部分であり、言語化は難しいので図にしてみた。
幼い時って、その子の「持って生まれた素地」とか「幼少期のうちに作られたその子の土台」のようなものがむき出しになっていて
それは僕の目にはこう見えるんだ。
このギザギザな感じは全員違う。
このとんがった部分は、その子の意識がそこに強く向いている部分。
親としては、
「放っておくと何時間でも」
という部分である。
これが親の意思にそぐわないと、そこを潰して他を伸ばそうとしてしまうと思うが
これは本当にやめた方がいいと思う。
なぜなら、低学年の頃にこういう「特化」みたいなものがある子のほうが、中高生になって確実に上位にいるからだ。
これは僕自身に育児経験があり、ゲラおとなし子の違いに迷い、
さらに約30年の指導歴と合わさって見えてきた部分でもある。
このギザギザ
適切にコントロールしながら育てていくと、
その尖りの最先端に合わせて他の部分も伸びていくようになる。
というのが現時点での僕の答え。
つまり
こんな感じ。
この尖りが音楽だったりスポーツだったりすればそれを周りは「才能」と呼ぶのかもしれないね。
でも、それはそういう「将来役に立つ何か」である必要は全くないと思うんだよね。
外遊び
とか
おままごと
とか
友達と遊ぶ時のテンションの上がりっぷり
とか
「あー、ここに関してはうちの子は突き抜けてるなー」
と感じる部分を
親は徹底的に見抜いて育て、認め、伸ばしてあげること。
そうすれば、そこに合わせて周りもギュンギュン伸びていくんじゃないかな。
単に想像じゃなくて、我が子らや塾生を見ていて感じる現実の話ね。