駅に向かっていく人の中に一人だけダッシュの人がいたとしよう。
明らかにダッシュの人。
多分、間に合わないと思って焦っているのだろう。
大事な約束なのか
仕事か?
テストなのかも
いろんな憶測はすれど、僕にはその理由は分からない。
だから「なのだろう」という推測で終わり、視界から外れた瞬間に意識の外にしまう。
他人
とはそういうものであろう。
はて
何が言いたくて書き出したのか。
そうそう
そうなのだ。
我が子のことが心配
子育てにおいて絶対になくならないこの感覚。
心配しなくていいように
安心できるように
僕ら親は育児を頑張る。
鍛え、励まし、強くしようとする。
しかし
心配な気持ちってのはなくならない。
子供二人が大学生になり、一人は就職も決まったというのに。
そういうものなんだろうね、きっと。
毎日の心配の総量は確かに減るよ。
でも、ゼロにはならない。
心配する気持ちがなくなったら
それは最初に書いた「駅にダッシュで向かう人」に対する気持ちと同じだよね。
我が子に対してそんな感情になるのは
むしろ、嫌だよね。