もう１５年くらい前から同じことを書いてる気がする。
国語ができない子達
いや、
文章問題が解けない子達
その原因についての考察。
シンプルな原因は「メディア」だ。
かつて、テレビは「映像」「動画」だけの世界であった。
本や文字の世界とは全くの別物であった。
しかしいつ頃からだろうか
テレビ画面の下に、タレントが話していることがそのまま
テロップ
となって現れるようになった。
笑いの強調のため
聞き漏らしを防ぐため
インパクトのため
いろんな理由があるのだろう。
そこで「映像」と「文字」が融合した。
いや、厳密には
映像のサブ的ポジションに文字が位置付けられたんだ。
分かる？
文字情報は、映像ありきで存在し
単なる「補助」になったんだよ。
これはYouTubeならさらに顕著で、
に安心し、期待し、目を細めるはずだ。
しかしその文字は
映像ありきの文字
であることを忘れてはならないんだ。
この「サブ的位置付けの文字習得」の結果、何が起きているか。
「大きな黒塗りの高級車」
という文字たけから、実体物を頭の中に作り出せない子達が爆増してるように思うんだよ。
実際の黒塗り高級車を見て、
み黒くて高そうな大きい車」と言語化はできるのに
文字だけから想像ができない
というか、時間がかかる。
でも、これは当然だよね？
毎日毎日、映像を補助する位置付けで文字情報を見てるわけだから。
だから松江塾の国語文章読解はとにかく「言語化」のシャワーで想像力を鍛えるんだ。
もう、僕は喋りまくり。
みんなはしっかりと目で聞く。
みんなの頭の中に映像を「楽しさ」と一緒に届ける言語化。
僕はできるんだ。
このブログを読んでいる人たちなら分かるはず。
