学力の高い子と低い子
塾や学校で指導する立場であればそのどちらも見ることができる。
そして、そこから「両者の違い」も当然分かる。
その違いはたくさんあるが、やはり「他者依存の程度」は外せない違いだろう。
簡単な話だ
「自分でやるべきことをやりなさい」
という声かけ。
これだけでいい。
こういう話になると、「本人に任せるとゲームばかりしている」という声が出てくる。
親が口出しせず、子供にやることを任せると結局やらなくなる、ということだろうか。
でもこれ
おかしくない?
僕は「自分でやるべきことを自分でやりなさい」と書いたんだ。
そこで子供がゲームをやっているのなら、「それが今やるべきことなのか?」と詰めるべきだろう。
そして子供が「そうだ」と言ったとすれば
それがどうして今やるべきことなのかをしっかりと言語化させる。
「今それをやるべき」ということは
それを今やらないと何かしらの不都合が起きることである。
その不都合は自分にとってだけではなく、関係する他者にとっても。
それらをちゃんと分かった上での言語化。
それで筋が通っているのならOK。
しかし「ゲーム」でこの筋を通すのはほぼ不可能。
その上でもう一度「やるべきことをやれ」と言う。
それが大事。