仕組みを理解せずに繰り返して頭に刷り込めるのは
母語だけ。
もしくは、母語レベルで言語シャワー浴びれる状態になる環境で学ぶ時だけ。
仕組みの理由理屈をまともに教えないで
「ただ繰り返せ」
「覚えるまで繰り返せ」
という指導。
問題集にある問題は、そうやって繰り返した「なんとなくのフレーズ」で乗り越える。
いや、乗り越えられるようにフレーズを繰り返して覚えさせる。
いつまでも「そもそも、なぜそうなるのか」を伝えずに。
母語はね、それでもいいんだよ。
「七夕」を「たなばた」って読めちゃうんだから。
これ、理由理屈を説明できる?
「え?だってそう読むものでしょ?」
としか答えられないよね?
日本語はルールがとても曖昧。
ルールっていうのは、文構造と語順ね。
私は毎日納豆を食べる
毎日私は納豆を食べる
毎日納豆を私は食べる
私は納豆を毎日食べる
納豆を私は毎日食べる
納豆を毎日私は食べる
私は食べる納豆を毎日
私は食べる毎日納豆を
毎日食べる私は納豆を
…
まだまだいける♫
つまり、こういうことなんだ。
日本語の 脳で日本語を理解しているから
語順なんて関係ない!
情報を補正して理解できるわけよね?
七夕
だって、これを読んでるわけじゃなくて
織姫と彦星のあのストーリを「たなばた」という名称で記憶していて、それを漢字で表記すると「七夕」になる。
だから読めてるんだよね?
こういう脳みそ構造やバックボーンまで全て
「Repeat after me.」
できるなら繰り返せばいいさ。
でも、ね…。
まあ、そういうことよね。
今気づいたんだから、気づかないで今日も歩いちゃうよりもマシ。
もう一回リスタート。
それでも全然間に合うよ。