この前の記事の続き。
なぜ「不合格」を連想して志望校を下げると
ことごとく受験に失敗するのか。
それは、
不合格を回避して志望校を下げたことで、その時点で心理的に合格を手にしてしまった気分になるから
である。
もはや合格を手にした気持ちになっている以上、当然ながらストイックな努力など出来ようはずもない。
なぜなら、合格してしまっているから。
頭では分かってるんだよ?
受験の結果はまだ出てないってことは。
本人にも油断なんて自覚はないだろうしね。
でも、
油断は確実に起きる。
しかもね
ある程度以上の学力層の子達にとって、「周りの子達」の影響がマイナス効果を生んでしまうんだ。
自分の目標が2番手校になった瞬間、それは
トップ校を目指す子達ほど努力する必要はない
という気持ちになってしまう。
だって、その子達の敵ほど自分の敵は強くないからね。
だから、トップ校を目指す子が朝の9時から夜の10時まで塾で勉強していたとしても
自分は10時から9時でいいって思っちゃうんだよね。
だって、その子はトップ校受験で、自分は2番手校受験だから。
目の前の問題にしたってそうだよ
「この問題、トップ校を目指すならできるようにならなきゃいけないけど、自分は2番手校だからやらなくても大丈夫かな…」
って思うんだ。
だって、その問題を乗り越えるのは大変だから。
自然と避けたい心理にはなるからね。
なんならさ、必死で頑張ってるトップ校志望の子達を見て、
かわいそう
大変そう
良かった、下げて。
ということまで考えるようになる…
どう?
これらが
志望校を下げてはいけない理由。
だから、トップ校を目指さないといけないんだよ。
だから松江塾は川高川女専門塾になったんだ。
みんなが最後まで全力で頑張れるようにね。