あの時のことは鮮明に覚えている。
松江塾が「自学力がなきゃ先がない」と、大きく舵を切った後の話
とある保護者の方と面談をしていた時
「知り合いのママ友から、松江塾って自習ばっかりなんでしょ?なんか自習にお金払うのって無駄じゃない?って言われるんです笑」
その保護者の方は松江塾の方針に大賛成で、
自習にこそ我が子がもうひと伸びする価値がある!
と確信してくれている方であった。
しかし
僕はこの時、とても悔しい気持ちになったのを覚えている。
自分で大学受験を経験し、ある程度の結果を出した人達なら分かる当たり前のこと
それは
授業を受けてるだけじゃ絶対に伸びない。自学自習こそ最も学力が伸びる時間なんだ!
これを分かってくれない人が本当に多い
中には自分自身ではそういう経験をしたものの、
やはりお金を払う以上は、「何かをしてもらいたい」と思う人もいるのだろう…
しかし、僕は当時塾生達の学力の伸びの鈍さを感じていた。
特に上位の子達の伸びについて。
さらに高校進学後の輝きのなさ。
こんなことを書いたらダメかもしれないが
塾生達には頑張って高校受験を成功してもらって、その合格実績をどーん!とブログやホームページの一番目立つところに書ければいいや!
みたいな感覚は、確かにあったんだよね。
っていうか、高校受験メインの塾は多かれ少なかれ同じだと思うんだ。
当時の僕も同じ。
だから、高校生になってからのことは
「まあ、頑張れ!高校受験の時はあれだけ頑張れたんだから!大丈夫!」
みたいなことを言ってたよね。
でもね
無理だって分かってた。
だって、その高校受験の時の頑張りは
僕らがきっちり計画を立てた「お膳」の上での頑張りなんだから。
そのお膳は、高校生になったらゼロになるわけでしょ?
分かってたけどね
でも
当時の松江塾にはそれが限界だったんだ。
そこから舵を大きく切って、「お膳」をなくした。
自分のテストでしょ?
自分でやれば?
てか、それが出来なきゃ先はないよ?
そう言い続けて何年が経っただろう。
今、高校進学後に松江塾ほど生徒達が好成績を収めている塾はないのではないか?
そりゃね、小さな個人塾だから人数的には負けちゃうかもしれないよ?
でも、その高校に進学した人数の中でって割合で考えたら
多分、圧倒的にぶっちぎりで勝ってるはずなんだ。
今なら胸を張って断言できる。
塾の価値は自学時間の長さにあり。
僕ら松江塾は、自学時間を売り、
そして費用をいただいている。
なぜなら、それが高校進学後に一番伸びるのだから。
さあ
まだまだ「もっと伸びる子達」が高校部に大勢いる。
まだ光り切ってない子達が何人もいる。
自学せよ!
君達ならできちゃうんでしょ?